さんたさんのえにっき

ふるよにのはなしをします

【過去記事】関東の闇のデッキ代表!傘毒(ユキヒ/チカゲ)徹底解剖!

※これはシーズン4の記事です。

筆者が思い出として保存しているだけで、おそらく現時点ではもう役に立たない記事です。

十中八九時間のムダなのでオススメしませんが、それでも読みたい奇特な人はどうぞ。

 

                                     

 

 

 みなさんこんにちは。さんたです。
 今日は僕がふるよにを始めてから延々相手にさせられ続けた伝説の出禁デッキ、傘毒の記事を書きました。
 これからふるよにを始める方がこのデッキに対面してふるよにをやめてしまわないように、対策もそれなりに気合を入れて書きました。よろしくお願いします。

                           

傘毒基本デッキ① ~不快の権化~
・基本デッキレシピ
 毒霧/抜き足/泥濘/たぐりよせ/つきさし/もぐりこみ/えんむすび
 滅灯の魂毒/自由枠2(例:くるりみ/闇昏千影の生きる道)

・デッキコンセプト
 相手の話を一切聞かず、つきさしを当てることに命を賭けています。
 毒霧と滅灯毒で手札を圧迫することにより1ターンで使えるリソースの量を限定し、離脱を行い辛くさせます。その状況で抜き足・えんむすび・たぐりよせ・もぐりこみで前方に潜られ、リソースが多いタイミングで泥濘を綺麗に貼られるとありったけのリソースを離脱に回すことができずただ纏い宿ししかやることがなくなり、つきさしを顔面に喰らいます。これを複数回繰り返すことで勝ちます。

・デッキの長所
①大量のバカ発見器とケアの強要
 このデッキの真に恐ろしいところは切札の自由枠の存在です。相手には裏向きの二枚は叛旗ゆらりびにも生きる道にも見えます。弛緩毒を飲めば再構成から生きる道が飛んできますし、つきさしがめんどくさくなって滅灯毒を飲んで対応を構えようとすると-2距離からゆらりびを撃たれて対戦感謝します。

②相手を殴りながら生きる道も狙える
 生きる道をあまり使ったことのないそこの君!「デッキ構築で生きる道がバレる」「抜き足や泥濘みたいな紙切れを積むと相手をビートできない」といった悩みを抱えたことはありませんか?
 そんな君でも安心!このデッキなら、つきさし一枚で相手にダメージを与えながら不自然なく泥濘・抜き足・たぐりよせ・もぐりこみといったパーツを積み込み、相手のライフ0と生きる道を同時に狙うことができるんです!
 フレアが溜まっている時に弛緩毒を飲んだ時に通るのはもちろん、相手の手札は滅灯毒と何かの毒で埋まっていることが多いため、0距離でクソ雑に生きる道を開けるだけで(泥濘さえ引ければ)勝てる盤面もあります。
 滅灯毒を生きる道展開後のリソースロックに使う必要がなく、くるりみという使いやすい切札があり、自然に生きる道のパーツを混ぜ込めて、さらに相手のライフ0での勝利も狙える。最強クラスの生きる道デッキと言っても過言ではないでしょう。

・デッキの弱点
①友達がいなくなる
 やってみるとわかりますが、このデッキは本当に相手していて不快な気持ちになります。それもそのはず、-2~0距離に引きこもることで相手のやりたいことを全て拒否し、一切の攻撃を間合いともぐりこみでケアすることに身命を賭しているからです。
 新しくふるよにを始めた人相手にこのデッキを使うと当然やめていき、仲良くしたい人にこのデッキを使うと今後の関係修復は絶望的になり、気になるあの子にこのデッキを使うと異性ではなくただの気持ち悪いオタクだと認識されることになるでしょう。
 「僕は例え孤独になっても絶対に相手を嫌な気持ちにさせるんだ」という強い覚悟を背負ってこのデッキを使いましょう。

②大会で時間切れが発生する
 一巡で相手から一切のダメージを受けず、こちらはつきさしの2点だけでリーサルを狙うとなると当然時間がかかります。その上相手のできることは「適度に」少ない、ということが時間切れに拍車をかけてしまいます。「この先どうなるかわからんけどとりあえず斬振っとけば間違いないやろ!前進前進前進宿し前進斬!」のように「とりあえずこれはやっとけばいい」という行動が存在しなくなり、相手は纏いと離脱と毒飲みの択を延々と迫られ続けることになります。悩みようがあるだけに、相手は悩んでしまい時間をただただ浪費することになります。
 即断即決でデッキを回せる程度には練習して行かないと、35分という時間はあっという間に過ぎ去ってしまうでしょう。

③つきさしに依存しすぎる
 複数のケアを強要するデッキではありますが、基本的には前に行かないと何も始まらないデッキです。
 また、3ターンに一度1点のダメージを受けながら2点のダメージを飛ばすだけなので、時々つきさしを打てない順目ができてしまうことを考えると、山を増やして再構成を遅らせながら山に1~2点くらい打点を埋めつつたくさん離脱したり(えれきてる)、どこかで一発クソ痛い攻撃を叩き込んだり(月影落)するとあっけなく死にます。
 あとは時間をかけてねっとりとつきさしを撃つデッキなので、「つきさしを引けば当たるから」という理由でアグロ再構成して引けないとかなり悲惨な目に遭います。逆に相手はゆらりびがないとわかった場合気合いを入れて焦燥ドローして再構成を遅らせてきたりするので、相手にゆらりびの幻影を見せ続けることは非常に大切です。

・立ち回り
①先手2ターン目か後手1ターン目に2前進毒霧を送り、ふりまわしの圧を出す
②一巡目の底でふりはらい→えんむすび(前へ)→ターンエンド傘を開きます
③フレアが溜まったら滅灯毒を投げます
④上手に泥濘を使ったり、もぐりこみとつきさしを切ったら傘を閉じてえんむすびで前に行けるようにします
⑤レッツつきさし!相手を嫌な気持ちにさせよう!

・デッキ改変案
 抜き足orえんむすび→しこみばり/ふくみばり、切札自由枠に叛旗ゆらり
 往路にしこみばりで打点を取れるのと、たぐりよせをライフ受けしないとふくみばり叛旗ゆらりびが受からないことが主張です。
 もともとの構築だと切札を透視されて滅灯毒を飲まれる危険性がありますが、こちらの場合相手に滅灯毒を飲ませないことが可能になります。


傘毒基本デッキ② ~当たるゆらりび~
・基本デッキレシピ
 遁術/毒霧/抜き足/しこみばり/たぐりよせ/もぐりこみ/飛苦無
 流転の霞毒/叛旗の纏毒/ゆらり

・デッキコンセプト
 「当たるわけがない」「対応不可を付けろ」「傘爪は弱い」等、散々な言われようのゆらりび。それもそのはず、久遠の花で打ち消されるどころか浦波嵐一枚でもライフに通らなくなり、何なら煽動のような後退系対応札1枚で止まってしまいます。
 しかし、傘毒のゆらりびは当たるのです。抜き足で間合い0以下に潜ってステップ対応を無効化し、叛旗の纏毒で一部の切札対応を打ち消すと、相手の使える対応はかなり限られます。
 さらに、叛旗(全オーラ撤去)→遁術で後退することなく問答無用で相手のオーラを1点剥げるため、相手のオーラが3点を下回る機会は非常に多いです。流転の霞毒やふくみばりのような1/2をオーラ受けした瞬間、叛旗遁術→抜き足→ゆらりびが顔面に入るのです。

・リーサルコンボ例
 しこみばり(オーラ)→叛旗遁術→抜き足たぐりよせ→ゆらり
 後退飛苦無(オーラ)→前進抜き足たぐりよせ叛旗ゆらり
 しこみばり(ライフ)→離脱流転(ライフ)→叛旗遁術→たぐりよせ(ライフ)
 このように、ライフ5から何かをオーラ受けした瞬間に即死します。ライフ受けしても、最良の手札が揃えばそのまま死にます。理不尽な死をお見舞いしましょう。

・デッキの弱点
①オーラがたくさんある相手に弱い
 叛旗遁術はオーラ1点を確実に剥ぐことができますが、切札と通常札とすべてのオーラを支払ってオーラ1点しか取れていないとも言えます。
 叛旗で消えないオーラ軽減対応や、オーラ回復系対応には気をつけましょう。

②叛旗で消えない対応に弱い
 衝音晶 音無砕氷 詩舞(フレア→オーラ) くるりみ(+かさまわし) どれーんでびる Omega-Burst 風魔天狗道 影の壁 虚偽
 以上の対応たちは、なぜか世間に最強の対応破壊札だと思われている叛旗の纏毒くんを持ってしてもどうにもならない対応たちです。こいつらにオーラを2点以上回復されると基本的にどうやってもゆらりびは当たりません。

・立ち回り
①しこみばりを当ててライフを取ります。
②相手に2回再構成させて山の底まで掘ったりしてると相手がゆらりびで即死する圏内まで来ます。
ゆらりび!俺の勝ち。なんで1/2をオーラ受けしたのか、明日までに考えといてください。

・デッキ改変案
 飛苦無もぐりこみ→泥濘つきさし
 道中での打点が安定しないなと思ったら、デッキの1順目でしこみばりで1点、2巡目でたぐりよせ→泥濘つきさしで2点取るとだいたい解決します。
 この構築にした場合、一巡目のしこみばりをオーラ受けされたらふりはらい遁術→流転で打点を取るようにしましょう。


傘毒基本デッキ③ ~後退するビート~
・基本デッキレシピ
 飛苦無/毒針/遁術/しこみばり/ふりはらい/ひきあし/かさまわし
 流転の霞毒/はらりゆき/くるり

・デッキコンセプト
 赤い札で相手をボコボコにします。

・デッキの弱点
 このゲームの後退はどうしても弱いことを再確認します。刀を使った後に握ると悲しい気持ちになります。



傘毒殺し方百選 ~出禁を言い渡そう!~
 このコーナーでは、ありとあらゆるメガミで傘毒を殺す手段の一例を挙げてみました。

《ユリナ》
 足捌きで気合いで離脱しながらちまちまと斬を当て(相手は命賭けてオーラ受けしてくることもあります)、適当にライフを削ったところにつきさしへの対応浦波→柄打ち月影か浦波→底力でが入れば気持ちよく勝てます。くるりみには気をつけて。
 ゆらりびはどうしようもないです。気合いを入れましょう。

《サイネ》
 衝音晶はとりあえず積みましょう。オーラ1点の比重が重くなる場面が多い上に、単純に相手に1後退を強いるカードとしても強いです。
 音無砕氷でつきさしの打点を減らされるだけで相当面倒です。折を見て響鳴共振をぶっ放したりするとつきさしがケアできるかもしれませんし、生きる道にも強いです。
 ゆらりび前の連撃を衝音晶と音無砕氷で凌ぐと相手はゆらりびを打てなくて困ります。

《ヒミカ》
 正義の鉄槌・0距離クリムゾンゼロをお見舞いしましょう。隙を持つ抜き足も割れ、相手は為す術なく死にます。バックステップでの0リソ離脱も強力です。
 1点でもオーラを削られた状態でつきさしを撃つと死ぬため、炎天・紅緋弥香も強力です。1距離で打ててステップにも強い火炎流も強力です。
 イマジンの伏せ札に毒を選択するとそのカードを伏せなくてもいいことを覚えておきましょう。
 ゆらりびは無理です。気合いを入れましょう。

《トコヨ》
 跳ね兎と詩舞で相手が死ぬまで下がりましょう。ステップ対応に強い雅打ちも強力です。
 久遠ノ花を中盤のつきさしに撃つだけでライフ差はなんとかなりますが、生きる道を割れなくなります。相手の顔をよーく見てからぶっ放しましょう。
 詩舞でつきさしを躱しつつ、ゆらりびにはフレア→オーラの詩舞を構えましょう。

《オボロ》
 設置忍歩で2離脱できるのが強力です。緊急回避の表忍歩もあります。
 どうせ0に潜られて設置赤札は当たらないので、影菱と鋼糸は表で振りましょう。表で使っても最強クラスの攻撃札です。
 ゆらりびは神代枝と気合でなんとかします。

《ユキヒ》
 つきさしやゆらりびの打ち合いなんて虚無過ぎて考えたくもないです。有識者の意見求む。
 叛旗でつきさしが消されることに注意しましょう。くるりみかさまわしがゆらりびに相当強いので、他にも打点を取る手段があれば問題なく勝てるはずです。

《シンラ》
 つきさしを引用すればゲームセットです。万全を期すなら完全論破もあり。
 立論反論で山を焼きつつつきさしを叩き落とし、最後に森羅判証でライフ差を作ればだいたいなんとかなるでしょう。
 引用で手札の赤札を落とし、ゆらりびコンボで削れるオーラ量を減らすとゆらりび対策にもなります。

《ハガネ》
 超反発でフレアを剥奪してつきさしと生きる道とゆらりびを妨害しているだけで相手は相当嫌そうな顔をします。あとは砂風塵でゴロッとつきさしが落ちるのを狙いつつ「オーラ4でつきさしを撃ったら遠心撃を叩き込むぞ」と脅してやりましょう。ついでに終盤にメガロベルを開けるだけでライフ差が付き、つきさしが足りずに勝てることもあります。

《チカゲ》
 遁術でつきさしをケアし、叛旗でリーサル間際のつきさしと叛旗遁術→ゆらりびをケアしましょう。

《クルル》
 神渉装置:枢式でゆらりびを剥奪した上でえれきてるだけ撃ってればそのまま死にます。機構を揃えるのは大変ですが、決まれば効果絶大です。

《サリヤ》
 さっさと燃料を焼き切ってガルーダに変形し、デルタウイングを獲得しながら大量の手札で適当にライフ差を作りましょう。泥濘をただの紙切れにしましょう。あとはOmega-Burstを構えるだけでゆらりびも無効化できるので滅灯毒すら飲めます。ついでに気合で道のことだけ考えれば勝ちです。

《ライラ》
 天狗を構えれば適当にやっても勝てます。ゆらりびは当然躱せますし、なんなら弛緩を飲んでも強りっこと獣爪で生きる道を割れます。
 チマチマと獣爪流転爪を撃ってライフ差を作っていれば問題なく勝てると思われます。

《ウツロ》
 影の壁をつきさし等に合わせながらゆらりびに虚偽を撃つだけで完封できます。
 ゆらりびと虚偽の交換の直後のターンに生きる道を開けると、道の納が3になって1ターン守るだけで割れるという一発ネタがあります。気をつけましょう。

《ホノカ》
 気合いを入れて毒を飲むと、しこみばりもつきさしもお守りで止まるようになります。これらさえ止まればだいたいライフ差で負けることはなくなるので、あとはゆらりびに轢かれないよう祈りましょう。



                           

 今回の記事は以上です。
 「ここがわからないんだけど!」「こういう構築はどうなの?」「新しい傘毒の殺し方を思いついたよ!」等、何かありましたら僕のTwitter(@LordSantaGG)までよろしくおねがいします。
 ありがとうございました!